“結賀 さとる” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

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真紀・倒凶十将伝

 

199X年―己の存亡をかけ、『凶魔』と呼ばれる妖怪と戦いを繰り広げていた人類だったが、通常兵器はもちろん核兵器すら受け付けない凶魔に対し、敗北の気配は濃厚だった。そんな戦いに『九番』と呼ばれる謎の対魔兵器が投入されるや、戦局は一転。人類は辛くも勝利を手に入れた。その『凶魔大戦』から十二年―順調に復興を続ける人類に、再び危機が!?手に汗握る、オカルト・アクション長編。新作書き下ろし。 (「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

「倒凶十将伝」のキャラクターたちを再構成して、現代風にアレンジしたパラレル?な新作。

前作の設定を大部分引きずりながらも多くの部分の設定を変更し、更に「倒凶十将伝」の時間軸の12年後に位置する物語……ということなのですが、結局どういう設定で物語が展開しているのかまるでわからないんですがどうしたらいいですか。ハンパに旧作の知識がある為新しい設定には違和感を感じるし、旧作の設定を踏まえて「思わせぶりに」展開される物語にいちいち反応してしまうんだけどやっぱりかなりの設定が変わっていて……ていうか世界観設定がどう変わったのかまるで判らないのが致命的だと思う。

なにより、旧作で一貫して貫かれてきた「十斗とここのを中心とした、十幽将達の前世からの宿縁」という設定が消されてしまったせいで、主題がどこにあるのか判らない…いや、あるのかもしれないけど、本作では一切語られてない。前作と同じ設定なら、ここのと十斗に面識ないのおかしいよね、とか、とにかく関係を匂わせるだけ匂わせて何も回収しない展開が多すぎる。

いっそのこと、ここのと十斗の恋愛関係設定を消したんなら十斗と破軍の男同士の友情及び相棒関係に的を絞って、腐女子大歓喜な設定にしちゃえばよかったんだよ!!十斗と破軍の相棒関係には萌えるんだけど、旧作での関係を知っていると物凄く違和感があるし、同時に展開される若葉の物語やここのの物語と入り混じって展開されるせいでそこまで魅力的に描写されていない。

なんでこいつら同居してんだよ!とか
まだまだ子供な破軍に大して割りと大人……とみせかけてやっぱり子供な十斗かわいいよ、とか
事務所名が十斗&破軍で「J&H」とか何十年前のセンスだお前ら、とか
きになってしょうがないけど萌えるほど関係が深く描かれないよ!!
消化不良で泣いちゃうよいいかげん!!
…いつのまにか奈々緒たんの執事になってる破軍兄には爆笑しました。

……後書きを読む限り「続きが出るかどうかわからない」っぽい書かれかたしてるのが怖すぎます。新章のプロローグなんだとしたら、きっとこの消化不良な何もかもが後の巻で解決するに違いない、って思えるけど、このまま1巻で終了とか言われたら……もやもやしすぎて困る……。

庄司先生はこれを書く暇があるならヤマモトヨーコを完結させればいいのに…。



倒凶十将伝 巻之拾参

オンライン書店ビーケーワン:倒凶十将伝 巻之13倒凶十将伝 巻之13

発売:2006.2
発行:朝日ソノラマ
[著]庄司 卓 [絵]結賀 さとる
「ヤマモトヨーコ」などで有名な、そしてラノベ界ではあかほりさとると並ぶ未完作家として有名な庄司卓氏のシリーズ作品で

はじめての完結編、とか噂で聞いたんですがマジですか(間違ってたらすいません)

高校生時代から待ちに待ち続けて早10年近く?…とか思ってたら意外にまだ7年しか経ってませんでした。まあそれにしても長かったですねー。正直もう完結しないだろうと思ってましたが(苦笑)
以前読んだのが既に3?4年は明らかに前なので内容が半分くらい頭から抜けてました。しかし、それでもまだ半分くらい内容覚えていたのは本ばっかり読んでいた頃の「読み返し癖」のタマモノか。ツインシグナル小説版・MOTHER小説版の3桁読み返しを筆頭に当時ハマってた作品は全部2桁以上読み返してますよ。

他のレビューサイトさんで「完結したことこそ重要、内容は半ばどうでもいい」みたいな感想がありましたがホントそんなかんじ。一番いい所でずっと放置プレイを食らっていたので続編を諦めつつも数ヶ月に1度は「結局あれはどうなってしまったんだろう…」と続きを気にかけ続けたこの6年間。
これでもう「結局ここのは元にもどったんだろうか…」とか余計な心配しなくてすみます。本当にありがとう!!

完結巻までウン年かかった系の作品だと、もう私は「吸血鬼のおしごと」がトラウマ状態になっているのでラストの終わり方は色々ツッコミたい部分満載ですがおしごとほどひどくなかったからいいや…とか思ってしまいましたよ。(個人的には破軍と十斗の立ち位置は逆の方がしっくりくるかなーって思う。十斗はあんな結末になったら、待つだけじゃなくて自分から未来を良くしようって動くと思っていたので。でも妖魔がモリモリ現れまくってる状態じゃあ仕方なかったのか。)

クライマックスは次から次に現れる敵とか、十斗とここのの展開とかが怒涛の如く展開し、一気に全部読んでしまいました。やっぱり面白いよ…押しも押されぬ未完作家だけど面白いよorz

でもまあ、とりあえずここのたんが可愛かったので個人的にはオールOKです。吉良先輩と連儀がホモくさいなんて誰もおもってn(パァン)

とりあえず、あとはこの調子で「未完作家」の汚名を返上できるといいですね、とか余計なコメントを。ヤマモトヨーコの放置プレイぶりも有名だよねー。途中までしか読んでないけど…。


ラノベ絵師130人ソートを作ってみた

ラノベ作家140人ソート」に触発されて、ラノベ絵師130人ソート作ってみた。

このラノ2008のランキング「イラストレーター部門」に掲載されている作家+イラストレーター別作品リストの作家から少女小説関係の人だけ抜きました。(そっちまでカバーすると大変な人数になりそうなので……少女小説側も誰か作ってください☆(他力本願))
あんまり多いと時間がかかって大変かと思っての措置だったんだけど正直130人でも十分きついですね!!というか絵師の名前からラノベの作品名が結びついていない場合が予想以上に多くて、物凄い大変でした……。

【7/6追記】
「絵師名から担当作品が出てきません!」という意見がとても多かったので、
絵師名←→担当ラノベ作品の大雑把な対応表及び絵師名の下に担当作品の表示される低難易度バージョン作成しました。よかったらご参考にどうぞー。
基本的に自分のサイトの一覧からデータを出してるので、あまり参考にはならないかもしれませんが。


ちなみにテストでやったときの私の結果はこちら(30位まで)↓
1 原田たけひと(たけひと)
2 椋本夏夜
2 四季童子
4 さとやす(TENKEY)
5 近衛乙嗣
6 あずみ冬留
7 いとうのいぢ
8 えれっと
9 葉賀ユイ
10 黒星紅白(飯塚武史)
11 純珪一
11 武内崇
13 竹岡美穂
14 灰村キヨタカ(はいむらきよたか)
15 結賀さとる
15 るろお
17 山本ヤマト
18 藤原々々
19 山本ケイジ(超肉)
20 倉藤倖
20 佐々木あかね
22 白身魚
23 東条さかな
24 あらいずみるい
24 G・むにょ
26 2C=がろあ?
26 藤倉和音
26 ヤス
29 深遊
30 翠川しん

ちなみにラノベ作家140ソートはこんなカンジでした。順当すぎて噴いた。


「エニックス」のノベライズ作品を忘れないであげてください

GAMECITY文庫の陰で忘れられつつあるスクエニとコナミ (StarChartLogさん)
こんなエントリを見てしまうと、1990年代後半は少年ガンガンと共にあった私としては熱く昔のエニックスについて語らなくてはいけないような衝動にかられてしまうのですが!いつぞやの「ライトノベル読もうぜ!」さん発のレーベルレビューみたいな感じで語ろうかと思ったのですが、知識が足りない上に長文になってしまうので、自分の心に残ったスクエニ小説作品を熱く語ってみます。

現在のEXノベルズの全身となる「エニックス文庫」の創刊が1989年。DQ4コママンガ劇場の刊行が1990年、少年ガンガンの創刊が1991年だそうなので、実は出版事業的にはマンガよりも小説への参入の方が早かったようですよ。これは個人的にはちょっと驚きでした。

ちなみに当時は「ゲーム・アニメ作品のノベライズ」「ゲーム作品(後期は一部のガンガン作品)のゲームブック」「オリジナル作品」の3本柱での刊行が行われてました。特にゲームブックは他の出版社では見られないメディアミックスだったので新鮮だった記憶が。

小説版・ドラゴンクエスト
小説 ドラゴンクエスト4—導かれし者たち〈1〉 (ドラゴンクエストノベルズ)小説ドラゴンクエスト5—天空の花嫁〈1〉 (ドラゴンクエストノベルズ)

(※リンク先は復刊版のものです。)

ドラクエ未体験者の私が偶然読んだ、久美沙織さんのノベライズ。元々、小学生時代に廃品回収に出されていたものをコッソリ拾って帰ってきて読んだという懐かしい思い出があったり。
久美さんというと「丘の上のミッキー」「ここは魔法少年育成センター」あたりがあるので、ライトノベル作家として現在もお馴染みの作家さんですが、その一方でオリジナル設定付け加えまくりの大暴走なノベライズをする人として一部では有名な作家さん。

ノベライズを手がけた小説版MOTHER2が、何故かネスとポーキーの友情物語になり、
後書きで「MOTHERがBROTHERになっちゃいました。」という
歴史的な名言を残した作家さんとしても(私の中で)有名です。

そんなこんなでこの作品、ドラクエのノベライズなのですが原作ゲームと同じ話をやっているのに違う展開になったり、ストーリーによっては結末そのものが変わったり……とかなり面白いことになっている……らしいです。すいません、ドラクエは久美版ノベライズしか知らないのでどう違うのか判りません。ただ、Wikipediaを参照した限り小説版独自のオリジナル設定はDQ1?3を担当された高屋敷さんの時代から存在するので、エニックス的にもそういう原作改編に積極的だった可能性は高いのではないかという気もしますが。

とりあえず、ゲームを知らない人間でもまったく無理なく楽しめる良作でだったと記憶しております。
大学に入ってからサークルでこの話をすると外伝→正史扱いになった「精霊ルビス伝説」を好きだったという人が結構多く久美さんのノベライズ話題で盛り上がったりも。

ゲーム作品各種のノベライズ
小説スターオーシャンセカンドストーリー〈下巻〉エナジーネーデ解体ゲーム作品ノベライズの全盛期、殆どゲームをやらない学生だったのでこちらは殆ど記憶にないのですが、忘れられないのがやはり梅村崇版「スターオーシャンセカンドストーリー」です。

基本的に原作に沿った内容ながら、さりげなくオリジナル設定入れてくるドラクエノベライズから続く伝統は変わらず。下巻のフィーナルでの十賢者との戦いではどこぞのアニメ版無印セーラー●ーンよろしく仲間が次々に十賢者と相打っていくという展開に。当時人気のあった某キャラクターが干からびて骨と皮だけの死体(←思い出したら状況勘違いしてたので修正)になる姿が生々しく描写され、うっかり読んでしまったファンの間で阿鼻叫喚の叫びが木霊したのも懐かしい思い出です。今思うと、キャラクターありきのノベライズ作品で物語を盛り上げるためにここまでガンガンメインキャラクターを惨殺してしまうノベライズというのも稀有なのではないかと。

最愛のキャラクターがエクスペルごと死亡した設定になっていて良かったなあと、ここまでしみじみ思った事もありませんでしたが。

少年ガンガン作品のノベライズ
当時「グルグル」「ハーメルン」「ツインシグナル」「守護月天」などの数々の有力作品を抱え、全盛期にあった少年ガンガンはEXノベルズとは別に「コミックノベルズ」という、自社コミック作品のノベライズを専門とするレーベルを作っていました。
基本的には外伝作品という位置づけの作品で、こういったノベライズ作品にしては珍しく2桁以上の巻数を記録したシリーズも僅かながらありました。

小説 ツインシグナル〈Vol.8〉電子の陽炎(下)小説 まもって守護月天!〈11〉いつまでも君のそばに

その稀有な2作品。「小説ツインシグナル」が全10巻完結、「小説まもって守護月天!」が全11巻完結の長編シリーズ。後者に至っては途中連載中止になった本編より刊行巻数が多くなってしまったという伝説持ち。

「小説ツインシグナル」は自分の中では正直かなりノベライズ作品のバイブルだったりします。同人作家出身らしい一部キャラ及び組み合わせへの過剰表現は多少(…いや結構)ありましたが、原作とはまた違った形で面白い作品でした。特に後半で本編の舞台になっていったシンガポールに関する描写が秀逸で、読んでる途中で何度も「行ってみたいなあ?…」と思ったものでした。一部キャラへのひいきはめだったものの、さりげなくちゃんと本編で影が薄くなりがちのキャラクターが出てくるのも嬉しい限りでしたね。あと2巻「仮想の未来」はAIツンデレ娘が好きなら是非読んで欲しいかも。

なお、ノベライズ版の作者さんであるお二人はその後、別レーベルからも何冊か本を出されてます。「まもって守護月天!」の藤咲さんは他作品のノベライズでも活躍されている模様。北条さんは……どこいっちゃったんでしょうね。ビーンズで1冊出されたっきり、消息が判りません。EXノベルズあたりで出した「奇跡の知性」が神だったので、SFジャンルで本だしてくれたら今でも作者買いする気満々なんですけども。某同人誌ショップで小説版コンビそのまんまの18禁小説本を発見して驚愕したのは私の胸のうちに秘めておきます…(秘められてない)

その宿命は星に訊け—岐伯春秋紫の末裔 学園王子の秘密 (ビーズログ文庫 ふ 1-2)


その他、巻数の少ない作品でも覚えてるだけで「東京アンダーグラウンド」「浪漫倶楽部」「刻の大地」「最遊記」……と、ある程度人気のあった作品はかなりの確率でノベライズされていたと思います。

そういえば巻数の少ないノベライズ系では「原作者当人によるノベライズ」なんてものもありました。

小説スパイラル 推理の絆〈2〉鋼鉄番長の密室 (COMIC NOVELS)コメント欄等で話題に上ってたので追加。ミステリ作家であり「推理マンガのはずがいつのまにやら頭脳バトル漫画になって最終的に話がSFで世界規模な話に!」「吸血鬼バトルモノだったはずなのにいつのまにか宇宙に飛び出しちゃった!?」を初めとする読者の斜め45度上を突き抜けていく奇抜なストーリー展開で(ガンガン読者的には)お馴染みの原作者・城平京先生本人による「スパイラル?推理の絆?」の小説版で、4巻まで刊行されてます。推理マンガの原作者が担当する小説版といえば「金田一少年の事件簿」の小説版が頭に浮かびますが、スパイラルの方は連載初期から少年ガンガンWebサイト上で、現在の「スパイラル・アライヴ」に登場するキャラクター・小日向くるみが登場する「小日向くるみの挑戦」という外伝的ノベライズを連載していて、小説版と漫画版の同時進行が結構新鮮だった記憶があります。特に2巻「鋼鉄番長の密室」はミステリ的にも評価が高いらしいです。
ところで城平先生といえば「ヴァンパイア十字界」のノベライズは出ないのでしょうか。


こちらはソノラマ文庫の「倒凶十将伝」や「ペリペティアの福音」、最近の作品では富士見ファンタジアの「サイレント・ラヴァーズ」の挿絵を手がけられ、ライトノベル挿絵作家としても人気の高いの結賀さとるさん原作の「E’s」小説版。たぶん全2巻。なんと漫画原作者本人によるノベライズ。普通に手元にあったのですが1巻の後書きを漫画で描いてる所にいっぱいいっぱいさが伺えて実になんというか……いえ、別に出来が悪いというわけではないのですが。特に原作者本人の強い要望によるものではないようなので、エニックス側の実験的な試みだったのかもしれません。

1巻がアシュラムキャラ中心の過去話・2巻が本編の物語を繋ぐ外伝…という位置づけになっていますが、後書きを読む限り話を作りやすくするために一部原作との設定に差異がある模様。色々な意味で野心的な一作であったことに間違いはないと思います。



小説・鋼の錬金術師—砂礫の大地 (Comic novels)実はこの「コミックノベルズ」、細々とながら最近まで刊行されていて、鋼の錬金術師のノベライズが出てたりします。第1巻の「砂礫の大地」は小説からドラマCDに、そしてアニメ化の際にもエピソードの1つとして収録されました。こっちも現時点で6巻まで出ている、結構な長寿シリーズになってます。

オマケ。独自色の強い小説大賞について
実はEXノベルズのオリジナル作品は榊一郎の作品と「夢見が丘」しか読んだ事ないのですが、当時少年ガンガンWING(→合併後はガンガン本誌)で募集された小説大賞では予めデザインの決まっているキャラクターを出題し、そのキャラクターを使って小説を書くという独特の方法を取ってました。

1回目は箱田真紀さんの描いたキャラクターのみで、第二回以降は複数のキャラクタービジュアルより選択。最近の大賞募集はキャラクター縛りがなくなってしまったそうで、ちょっと残念。母体が漫画雑誌らしい試みと言うカンジで結構好きだったのですが…。

スクエニ発新人の1作目となる「夢見が丘」はスクエニお家騒動に巻き込まれて結構かわいそうな感じになってしまっていたようですが。割と好きな作風だったので、ちょっともったいなく感じます。

くさる前に抱きしめて (スクウェア・エニックス・ノベルズ)スタンプ・デッド (Square Enix novels)

「スタンプ・デッド」は今月5巻が出るみたい。
あと、「戦鬼」の川口士さんが同時受賞でスクエニでも作品を発表してたりしますね。

そんなこんなで
スクエニも地味に色々良い作品があったりするので、皆さん忘れないであげてください。特にノベライズ。
久美好き・ドラクエ好きならDQのノベライズは一読の価値あると思うし、全盛期に刊行されたノベライズは全体的に当たりが多かったように感じます。ほんと、「外れた!」と思った記憶が殆どない……。オリジナル要素が強い作品が多いので、面白いと感じるかはひとそれぞれだと思いますが。全盛期の作品で思い入れのある作品があるなら是非小説版も探してみてください。

個人的にはノベライズ全盛期のライトノベルレーベルとしてのエニックスは大好きだったのですが、最近はノベライズを買いたいと思うほど魅力的な作品が少ないのが切ない感じだなあ……。

※12/14 一部誤字脱字があったのを修正、ついでにコメント欄を元にある程度文章を追加してみましたー。色々反響ありがとうございます!「奇跡の知性」はマジで神作品。